海ごみ対策with岩手県

8/6 【いわて海ごみ出前授業活動報告】海ごみZEROチャレンジクラスin久慈市立夏井中学校

海岸での清掃活動と海ごみを通して全国的に問題となっている「海ごみ問題」を学ぶ機会として、久慈市夏井中学校(木村亮校長)と日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクトin岩手実行委員会」が連携し、8月6日(土)久慈市白浜海岸の「清掃活動」&「海ごみ出前授業」が行われました。

海洋ごみ、とりわけ海洋中のプラスチックごみの問題は、生態系への影響が懸念されており世界共通の解決すべき課題として問題視されています。

この活動は、岩手県海岸漂着物対策普及啓発業務の一環として岩手県が主催、4地域(県北、県央、沿岸、県南)で「清掃活動」&「海ごみ出前授業」を実施する予定。今回はその1回目。各地域の小中学生を対象に、自分たちの住む地域から海の環境を学び海ごみ問題の理解醸成へと繋げていくことを目的としています。

朝8時、白浜海岸集合!

感染対策は万全に、熱中症対策として水分補給もしっかりと!!

「前日の豪雨で夏井川からペットボトルや生活ごみが沢山流れ着いています。活動範囲はこの砂浜全域です。皆さん、一生懸命ごみを拾いましょう!」星野昭副校長より開会のあいさつを合図に清掃活動スタート。

海岸にあるはずの無い空き缶、ペットボトル、プラスチックボトルの破片、食品のプラスチックトレーなど生活ごみが流木に埋もれながら多く散乱していました。

ここ、白浜海岸は夏井川が海に流れ出る河口でもあることから、街中で発生したごみが河川などを伝って海岸に流れ着いた「漂着ごみ」の溜まり場となっています。

拾っても拾っても無くならない漂着ごみ。どこから流れ着いたのでしょうか、中には外国の文字が表示されているプラスチック容器も発見!

大量のごみを回収できた男子三人組。満足気な笑顔でパシャリ。

文明の利器。大きな発泡スチロールを捨てられていた漁具の網で包み、長い流木に括り付け、天秤棒のようにして運んできた男子二人。「なんでも楽しむ」に転換するアイデアはさすがですね。

ごみ分別調査員も大量のごみに作業が追い付かず悪戦苦闘している様子。

清掃活動の後は、岩手県立大学地域連携コーディネーターの渋谷晃太郎先生より、海洋ごみの仕組みやプラスチックごみ環境問題についてクイズ形式でミニ授業が行われました。

被害にあった海洋生物の写真を交えながら、今、世界で起こっている海ごみの問題を分かりやすく説明。

プラスチックでできているビニール袋や容器、ストローなど私たち人間は便利なものとして使用しているが、ごみとして海に流れ込んだとき、海洋の生き物はポリ袋を餌と間違えて食べてしまったり、漁網に絡まったりして傷つき、最悪の場合死に至ることもある。

また、プラスチックごみが劣化などにより砕けて5ミリ以下に小さくなったものをマイクロプラスチックと言い、これも海洋生物が餌と間違えて誤飲することがある。かなり小さいため取り出すことは難しく、海洋生物の体内に取り込まれることによって炎症反応や摂食障害にもなることや、生態系に大きな影響を与えることも説明。

私たちにできるのは、ポイ捨てをしないことに加え、海洋プラスチックごみの元となるプラスチック、特に「使い捨て用プラスチック」の利用自体を減らしていくこと、マイバッグやマイボトルを持ち歩き、必ずしも必要ではないプラスチック製のレジ袋やペットボトルの利用自体を減らしていくこと等、自ら進んで行動することが美しくきれいな海を守ることへ繋がります。

と学習できた~cleanup day~でした。

今日イチの笑顔で―

夏井中学校の皆さん、大変お疲れ様でした!!

【イベント名】海ごみZEROチャレンジクラスin久慈市立夏井中学校

【開催日時】2022年8月6日(土)

【参加人数】総勢43名(参加生徒26名、PTA9名、教員8名)

【実施場所】久慈市夏井町大崎第15地割の白浜海岸

【主催】岩手県、久慈市立夏井中学校PTA

【連携】県立大学渋谷晃太郎先生、海と日本プロジェクトin岩手実行委員会

【協力】久慈市、いわて海ごみなくし隊実行委員会

撮影 2022年8月6日

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